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仕入れ先の発掘方法について!


カモメ先輩カモメ先輩

7分35秒の動画やで。


どうもこんにちは。飯野です。

今回は初めて海外から商品を仕入れたいという企業様のために、輸入貿易における、仕入れ先の発掘方法についてお話をしたいと思います。


海外から商品を仕入れる。これは国内で商品を仕入れるのとは全く異なります。

他国との取引は、言葉が違う、文化が違う、商習慣が違うということで初めて貿易取引をする人にとっては、とにかく注意をしなければいけません


それでも海外から商品を仕入れるというのはコスト面で魅力的なことが多いです

今回の動画を見ることで、実際に仕入れる以前に確認しなければいけないことが分かり輸入貿易の失敗のリスクを下げることが出来ます。それではいってみましょう。

仕入れる商品を決める


まず何の商品を仕入れるのか?これを決めなければいけません。

既に国内で取引をしているビジネスの関連商品だったらコストや品質を注意して取引先を選定していきます。


もし新規事業で輸入貿易を始めるというのであれば、実際に輸入する前にどのような商品を輸入するのか、マーケティングが必要です

マーケティングに関しては別の動画で詳しく解説をしていますので概要欄にリンクを貼っておきます。

仕入れる国を選ぶ


輸入する商品が決まった場合、次に決めるのはどの国から輸入するのかになります。

国選びは非常に重要です。


仕入れたい商品のコストだけをみてはいけません

もし その国の政情が不安定だったり、日本と協定を結んでいなくて特恵関税がなかったり、日本までの距離が遠すぎたりすると、価格のメリットは一発で吹き飛びます

仕入れる国の距離に注意


仕入れる国の距離に関して もう少しお話しましょう。 例えばヨーロッパの国から日本に仕入れる場合、海上輸送にかかる期間は約40日です。

在庫調整も難しくなりますし、輸送期間中のキャッシュフローも悪くなります。また自分が生産現場を確認しに行くにも渡航費用が高くつきます。


しかし距離のデメリットをカバー出来るほどユニークな商品であったり、他社との差別化が出来る商品なら問題ないでしょう。

会社はヨーロッパやアメリカとかでも、実際の生産国は中国や東南アジアという場合もあります。

仕入れる国が好きだ!


またその国が凄く好きだという理由で仕入れる国を決める企業さんも実際にあります

私はタイで活動をしていますが、タイが好きという理由だけでタイからの仕入れをしている中小企業を何社も知っています。


私も少し前にベルギーの飼料を扱っていたんですが、ベルギービールが飲みたいという よこしまな理由で事業を始めました。

中小企業のビジネスの始まりって、そんなノリから始まることは実際よくあると思います。

仕入れる会社を見つける方法

では仕入れる国が決まったら、どうやって仕入れる会社を探すのか?

インターネットを使う


今は便利な時代なので、インターネットである程度の情報は集まります。キーワードを入力して検索し、該当する企業に メールや電話で連絡します。

メールを1度送っただけでは返信がない場合が多いので、本気で仕入れたいなら何度もアプローチをしましょう

展示会を利用する


また展示会に訪問するのもお勧めです。展示会は色んな国で行われています。

展示会に出店するには費用がかかります。出店する企業としてもお金を出している分、販売先を探す本気度が違いますし、展示会をきっかけに商談を進めていくと早いです

商社を使う


もし言葉や商習慣の違いに不安があるという場合は、商社を使いましょう。商社にも専門商社というものがあり、特定の分野を専門に扱っている会社があります。

日本(自国)までの輸入もやってくれますので、商社のマージンは乗って金額面では高くなりますが仕入れる最低ロットが少なかったり、国内で在庫をしてくれる時もあり、メリットがあります

JETRO/商工会議所を使う


他にはJETROや商工会議所を利用するのもありです。

これらの団体は海外に進出しようとしている企業のサポートをしているので、現地の企業情報だけでなく、マクロな視点での情報を提供してくれます。


また輸出に比べて、輸入の方が難易度は下がります。なぜなら あなたはお金を払ってくれるお客様なので販売先より、仕入れ先の方が簡単に見つかるからです。

貿易の初心者は輸出より輸入から始めた方が良いでしょう

仕入れ先の信用に注意する


ここからが最も大切です。海外の仕入れ先を見つける時に注意しなければいけないのは、その会社の信用です

輸入の場合だと、お金を支払ったけれどもちゃんと商品を送ってくれるのか?品質に問題はないか?納期をしっかりと守ってくれるかなどがあります


海外の会社とメールだけで取引を開始した場合はこれらの信用リスクが高くなる印象があります。顔も合わせずに取引を進めることになりますし、実際にその会社が存在するのかも不明です。

送金したけれども、追加で費用が発生したから再度金を送れと言ってきたりむちゃくちゃな要求をしてくる会社もあります


日本でしか取引をしたことがない人は、ここら辺の商習慣がないので騙される可能性があります。

日本の企業は海外に比べると本当にちゃんとしていますから、海外取引に慣れていない人は、お金を払えばちゃんと商品を送ってくれると思うかもしれませんね。

でも実際は甘くありません。私もしっかり騙されたことがあります。


その信用リスクを下げる為に使うのが、L/C決済であったりB/Lという貿易の仕組みです。

これらについては別の動画で詳しく解説していますので概要欄にリンクを貼っておきます。

ダンレポートを使う


またちゃんと取引先の会社について調べたい時はダン・レポートを使う場合もあります

米国のダン社(Dun &Bradstreet Corp)という信用調査機関の最 大手会社が取引先の与信を確認してくれます。日本でいう帝国データバンクのような会社ですね。

ダンレポートでは紛争地域を除くほとんどの国の企業を対象に信用調査をしてくれます。

まとめ


それでは今回の内容をまとめましょう。輸入貿易を始めるにあたり、まず仕入れる国を選定しましょう。なぜその国から仕入れるのか?どれだけのメリットがあり、リードタイムやキャッシュフローのリスクは問題ないかの確認が必要です。

仕入れる国が決まれば、次は仕入れる会社です。どのように仕入れ先を発掘するかは、

・インターネットを使う
・展示会に訪問する
・商社を使う
・JETROや商工会議所を使う

などの方法があります。

海外の企業というのは物理的に距離がありますので信用リスクをとにかく注意深く確認しなければいけません。

注意をしないと

・送金したけど商品が送られてこない
・品質に問題がある商品が送られてくる
・納期が大幅に遅れる

などの問題が本当に発生します。

信用できる会社かどうかを確認するためにダンレポートを使ったり、取引にL/Cを使ったりB/Lでコントロールすることもあります。


このように、正しい貿易に関する知識がないと大きな損をしてしまう可能性がありますのでこれからもこのチャンネルで学んでいきましょう。

まだチャンネル登録をしていないという場合は、この動画の終了時に登録ボタンを押して頂ければと思います。

今回のお話は以上です。ありがとうございました!