第二回コンテナシャーシ シェアリングの実証実験!効率性向上や走行距離の削減図る

どうもこんにちは、飯野です。

本日は、10月27日付の海事新聞の記事から、「関東地方整備局、横浜港でシャーシシェア2回目の実証実験」についてお話していきたいと思います。

2022年10月27日イーノさんの物流ラジオ

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第二回シャーシシェアリング実証実験

関東地方整備局は10月31日から11月26日に実施する「第2回シャーシシェアリング実証実験」の検証内容について発表しました。

第一回では南本牧埠頭にシャーシプールを置いて実証実験をしました。

今回は本牧埠頭にもシャーシプールを置くほか、シャーシプールの利用時間の拡大などを行い、輸送効率がどう変わるのか、走行距離や時間などの削減が見られるかを検証する予定です。

実験の内容

シェアリング用シャーシは各プールに20フィート用シャーシ2台、40フィート用6台、兼用2台を用意します。

空コンテナに限定してオンシャーシの駐車を許可するほか、午前8時―午後7時に制限していたシャーシプールの利用時間を24時間に変更。

また、シェアリングシャーシ専用の予約システム上で、シャーシの位置情報を把握できる機能を追加する予定です。

これにより、新・港湾情報システム(CONPAS)予約業務や配車業務への活用、荷主問い合わせへの対応ができるようになるとのことです。

検証内容

実験ではコンテナシャーシの位置情報を活用し、複数の陸送事業者がシャーシとシャーシプールを共同利用しながらシャーシ運用の効率性向上や走行距離の削減、コンテナターミナル(CT)周辺の混雑解消に向けた検証を重ねています。

昨年6―7月に南本牧埠頭で実施した第1回実証実験では、陸運事業者がCT内のシェアリング用シャーシを活用することで走行距離と時間がどう削減されるかを検証しました。

研究会によると、走行距離で従来の6割以上削減、走行時間で4割ほどの削減効果があったとのことです。

今回の実証実験の結果は来年3月ごろに開催予定の第7回研究会で取りまとめられます。

シェアリングエコノミーの普及

シェアリングエコノミーが浸透してきており、街中でも車や自転車のシェアが普及しています。

コンテナ積み込み中にコンテナを載せたシャーシだけ置き、ヘッドが別の仕事に向かうことができるようになります。

もしシャーシのシェアリングが一般的になると、シャーシが投資対象になってファンドが出来るかもしれません。

シャーシのリースはあるみたいですが、ファンドが出来たら面白いかなぁと思います。

色々と可能性のある試みではないでしょうか。