こんにちは飯野です。
今日はフォワーダーの転職について話したいと思います。
日本でも転職は昔よりも浸透してきたと思いますが、タイの転職事情はより活発である印象があります。
2021年10月13日イーノさんの物流ラジオ
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タイの転職事情
1、2年で転職を繰り返している人も多く、そういう人たちはJob Hopperとも呼ばれ、転職を繰り返して、自分の年収を上げていく人もいます。
ジョブホッピングが悪いとは言いませんが、ネガティブな転職はお勧めはしません。
環境や上司が合わない、仕事が面白くない、などという理由で転職しても、転職先でまた同じことが起きないとも限らないからです。
転職で心掛けること
転職で大切なことは、実績を積み上げること、日々の業務をしっかりすることです。
フォワーダーであれば正確性が求められたり、営業マンであれば顧客の獲得や拡大が大切となります。またマネージャーの場合、チームがどれほど結果を出してきたか、も重要です。
このように日々の活動、結果が転職で求められます。
フォワーダーの営業について
フォワーダーの営業について更に話していきます。
フォワーダーの営業の仕事は大体どこの会社でもほぼ変わりありません。しかし、会社によって強みは違います。自分の強みとマッチした会社を探せば、経験を活かし、また入社後のミスマッチングも起こりにくくなるでしょう。
営業マンの年収
営業マンの場合、コミッション制をとっている会社が多いです。仕事を取れば取るほど収入が上がる仕組みとなっているので、弊社でも優秀な営業マンはコミッションだけで100万近く稼いでいます。
これがタイの話なので、欧米の場合ではもっと稼げるかもしれません。
会社の強さと他部署との連携
営業マンの実力はもちろん大切ですが、会社の強さ、実力も大きく影響します。
今、北米のスペースがとりにくいですが、営業マンがどれほど優秀でも、会社がスペースを取れなければ売れるものもなくなります。
大型設備のノウハウがあるかどうかも重要です。プロジェクトカーゴの場合は一回の輸送の金額が大きいので、利益が取れるからです。
また、カスタマーサービスの質も大切となってきます。
営業マンが優秀であっても、その会社のカスタマーサービスがうまく連携が取れていなかったり、カスタマーサービスのミスが多かったりすると、お客様の印象はだいぶ変わってしまいます。
コミッションのリスク
フォワーダーのコミッションはリスクもあります。
安定な収入を目指す営業マンは、ある程度の固定給にボーナスで稼ぐ道もあります。歩合制では、売れない営業マンは、もちろんコミッションを得られないため、ボーナスなどで安定な収入を目指すことになります。
問題への対応力
フォワーダーの仕事はとにかく問題が多いです。国際物流は何かしら問題が発生します。
嵐で船の遅延など自分たちではどうしようもない問題も起こりますし、海外の代理店の対応も日本のようにスムーズにはいきません。
通関が通らず、デマレージが発生したり、船会社の抜港などでスケジュールが崩れる、値上げなどはしょっちゅうです。このような問題に柔軟に対応していくスキルが大切となっています。
フォワーダーの営業をやってみたい、今フォワーダーの仕事をしていてほかの会社に興味があるという人の参考になればと思います。
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