日系企業、ベトナムで低温物流事業拡大!

どうもこんにちは、飯野です。

本日は4月12日付の海事新聞の記事から、「日系物流企業がベトナムで低温物流事業への投資を拡大」についてお話していきたいと思います。

2023年4月13日イーノさんの物流ラジオ

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日系企業、ベトナムで低温倉庫事業拡大

C&Fロジホールディングスは今夏、ホーチミン市近郊で第3倉庫を稼働させる予定です。

ヨコレイやニチレイロジグループもベトナムで低温倉庫事業を展開しています。

ベトナムの低温保管の市場

ベトナムの低温保管の市場規模は2016年からの5年間、年率8・6%という高い成長率で拡大してきました。

2021年からの5年間では、年率14・2%増と、さらに成長が加速する見通しとのことです。

既存の冷蔵倉庫は老朽化が進んでおり、供給不足の状況が続いています。

ベトナムの経済成長

更に、ベトナムの経済成長に伴い、特に南部の大都市圏では生活水準が向上、高品質な食品への需要が増加しています。

冷蔵庫普及率も上昇し、冷凍・チルド食品の需要が拡大。

エンド・ツー・エンドで品質を担保できるコールドチェーンへの需要が高まっています。

C&Fロジホールディングスのベトナム展開

C&Fロジホールディングスの現地法人メイトウベトナムはホーチミン市を中心とした南部経済圏で第3倉庫を建設予定です。

保管能力を大幅に拡大し、日系物流企業としてはベトナム最大の低温保管能力となる見込みです。

低温定期便スタート

更に同社は合弁で輸送会社T&Mトランスポーテーションも運営し、温度管理車両を運行。

ホーチミンとハノイ間の低温定期便もスタートしました。

他社のベトナムへの展開

また、クールジャパン機構、川崎汽船、日本ロジテムが出資するCLKコールドストレージは昨秋、倉庫面積を増床しています。

これまでホーチミン郊外で日本水準の3温度帯倉庫を運営してきましたが、設備増強に踏み切りました。

ヨコレイ、現地法人設立

一方、ヨコレイはベトナムでの冷蔵倉庫事業参入を決め、現地法人「ベトナムヨコレイ」を設立。

2025年竣工予定で、物流拠点として機能させる方針です。

ニチレイ、合弁会社設立

国内の温度管理物流最大手のニチレイロジグループ本社は、ベトナム大手低温輸送企業タン・バオ・アン・ロジスティクス(TBA)と合弁会社を設立。

2024年に新冷蔵倉庫を立ち上げ、事業を開始する予定です。

ニチレイロジにとっては、タイ、マレーシアに続く東南アジア展開となります。

東南アジアでのコールドチェーン市場

ベトナムやタイを含めた東南アジア地域のコールドチェーン市場は、今後も大きな成長が見込まれます。

経済成長と中間層の増加

東南アジア諸国の経済成長に伴い、中間層が増加しています。

これにより、品質や安全性に対する消費者の意識が高まり、冷凍・チルド食品などの需要が増加しています。

食品安全基準の向上

また、食品安全基準の向上や法規制の強化が進んでおり、企業はこれに対応するためにコールドチェーンの整備が必要となります。

インフラ整備

東南アジア各国では、交通インフラの整備が進んでおり、物流効率が向上しています。

このことで、より広範囲にわたるエリアでのコールドチェーンが可能になり、市場の拡大が見込まれます。

注目のサービス

特に、エンド・ツー・エンドの品質管理ができるコールドチェーンや環境に配慮した技術・サービスが注目されると考えられます。

東南アジアでは、所得やインフラもこれから伸びていく市場であり、伸び代があります。

伸びているマーケットに参入をする方が、業績を伸ばすのは簡単です。

日本一択でこれまで通りの物流をやっているとジリ貧になっていくでしょう。

グローバル展開を積極的に出来る企業が強いのだろうと思います。