どうもこんにちは、飯野です。
本日は、1/31付の海事新聞の記事から、「マースク、ブランドを統合」についてお話していきたいと思います。
2023年1月31日イーノさんの物流ラジオ
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マースク、名称統合
デンマーク海運最大手のマースクは1月27日、
・独のハンブルク・シュド
・アメリカのシーランド
・独のセネターインターナショナル
・香港のLFロジスティクス
・オランダのTwill
などのブランドを廃止し、マースクの名称に統合すると発表しました。
総合物流会社へ
同社は近年、海上輸送にとどまらない総合物流路線を打ち出し、M&Aによる事業拡大を推進しています。
ブランド統合により、「顧客の物流負担を軽減し、これまで以上に多様で、便利なサービスを提供する」としています。
統合時期については最終調整中で、随時更新していくとしています。
なお、他の港湾運営会社でマースクと名前がついているブランドはそのまま残す方針です。
マースクの注目の動き
マースクでは、2016年からCEOを務めたソーレン・スコウ氏が退任し、1月から後任としてヴィンセント・クラーク氏が着任。
1月25日には、MSCとのアライアンス「2M」を2025年1月末で提携契約を終了することで合意したと発表しており、新たな動きが出てきています。
本当にマースクの動きが活発で目が離せなくなっています。
買収した大手の総合物流会社がマースクに名前の変更となります。
ハンブルグ・シュトはドイツの船会社、セネターインターナショナルはドイツの航空輸送が強い総合物流会社、LFロジスティクスは香港のコントラクトロジスティクス、そしてTwillはオランダのデジタルロジスティクスサービスです。
それぞれが大きい組織、サービスであり、マースクに統一した方が、マースクが船会社から総合物流会社としてのブランドを作りやすいといったところです。
業界の最大手のマースクの動きに引き続き注目です。
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