実務の話。緊急の本船スペース確保についてのお願い。

どうもこんにちは、飯野です。

今日は、緊急の本船スペース確保の話をしていきたいと思います。

ここ最近5件くらい、新規のお客さんやほとんど取引がないお客さん、または海外代理店さんから急なスペース確保の依頼ありました。

今週積み込みでなんとか、という急な依頼でした。

その件を踏まえながら、実務のお話をしていきたいと思います。

2021年10月27日イーノさんの物流ラジオ

イーノさんイーノさん

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慢性的なスペース不足

コロナ前なら割と対応はできていましたが、今のスペース不足の状態で一週間前だとかなり厳しいのが現実です。

他のフォワーダーさんが取れず、弊社に依頼を頂いていると思うので、頑張って対応をするようにはしています。

そんな中で、他のフォワーダーが取れた、スケジュールがちょっと遅い、海上運賃が高いなど、色々な理由があって取引に至らないケースがあります。

それはそれでビジネスなので、仕方がないとは思います。

でもこれが数回続くと、弊社としてもサービスを提供するのが難しくなってきます。

スペース確保の困難

他のフォワーダーさんがスペース取れない中、弊社も取りにくいのは変わりません。

そんな中、弊社も色んな船会社に聞き回ってスペースを取っています。

ポチッと簡単にスペースを取っているわけではなく、正直なところ、結構労力がかかっています。

既存のお客さんであれば、いつもお世話になっているので、もちろん全力で頑張らせていただきます。

新規のお客さんで必要なときにだけ依頼があり、スペース取れたけど、結果的にいらないと何度も言われるとかなりしんどいのが正直なところです。

サービス業として

これは弊社だけではないと思います。

他の会社で営業マンによっては、そもそも対応をしない、または今回限りで次回以降はない、とかになると思います。

特に今のスペース不足・コンテナ不足で現場はかなり厳しい状況に置かれています。

フォワーダーなのだから、ちゃんとコントロールを、と思われるかもしれないですが、今のサプライチェーンの乱れは異常な事態です。

とはいえ、たまに緊急なケースがあるのは理解できます。もちろん、そこはサービス業として頑張って対応はさせていただきます。

でも状況が状況なので、お客様には十分な在庫をやっぱり持って欲しいと思います。

また、Bookingの予約は余裕を持ってお願いします。

お客様へのお願い

1−2回なら新規のお客さんでも、キャンセルなっても仕方がない面はあります。

けれど、必要なときだけ依頼し、結果やっぱりいりません、というやり方だと、対応してくれるところは少なくなってくると思います。

どちらのポジションが強いとかの話ではなく、商売として、お取引関係として、そしてそれは、人間関係にもつながってくる問題だと個人的には思います。

まとめ

特に年末に向けてスペースは確実により少なくなってきます。

今年ほどではないかもしれませんが、来年以降もスペース不足はある程度続くとみられています。

コロナ前のようなスペースがガラガラということはないので、余裕を持ったサプライチェーン・マネジメントをお願いします。

また、業者との関係も良好に、と。今回は以上です。

ありがとうございました。