どうもこんにちは、飯野です。
本日は、3月6日付の海事新聞の記事から、「PIL、韓国で複合一貫輸送を始める」についてお話していきたいと思います。
2023年3月8日イーノさんの物流ラジオ
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PIL、インテ―モーダルサービス開始
シンガポール船社のPILはこのほど、韓国でのインターモーダルサービスを開始すると発表しました。
釜山港から韓国の国内内陸部を鉄道、トラックで結ぶエンド・ツー・エンドの輸送サービスを提供します。
PILの韓国でのサービス
同社は、インターモーダルサービスの拠点を世界で拡大しています。
PILの定期コンテナ航路のうち、現在釜山港に寄港しているのは2サービス。
鉄道・トラック輸送の内陸サービスを活用し、釜山からソウル、光州(クァンジュ)、仁川(インチョン)、光陽(クァンヤン)、浦項(ポハン)などの主要都市に接続します。
世界に拡充を続ける
PILは昨年10月、鉄道やトラック、はしけ輸送を組み合わせた国際複合一貫輸送サービスをアジア域内やアフリカ、中東などの地域で提供する方針を示していました。
現在では、韓国以外にも、オーストラリア、カンボジア、中国、インド、バングラデシュ、マレーシア、ニュージーランド、タイ、ベトナムなどの国々や、アフリカ、中南米、中東でもインターモーダルサービスを提供しています。
PILは「今後も、お客さまの貨物をより効率的かつ持続的に管理・輸送することを目指し、インターモーダルサービスをより多くの拠点で展開していく」としています。
船会社がフォワーダーの役割
この件、詳しい人がいたら教えて欲しいのですが、通関をしてDoor to Doorの輸送をすることではないですよね?
韓国にインランドデポがどれくらいあるか分かりませんが、船会社が港までではなく、かなり近くまで持ってきてくれるということだと思っています。
とはいえ、そのうち通関を始めるのではないかと思います。そうなると完全にフォワーダーとやっていることが同じになります。
マースクが複合一貫輸送をして通関もやっているので、フォワーダーとして船会社のこういう動きに敏感になってしまっています。
弊社のタイのフォワーダーの会社ではPILを利用していますが、このニュースのような話はまだ聞いたことがないとのことでした。
なので、情報アップデートできましたらまたお伝えしたいと思います。
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