どうもこんにちは、飯野です。
本日は7月28日付の海事新聞の記事から、「DSV、上期の金利・税引前利益が2.1倍」についてお話していきたいと思います。
2022年7月28日イーノさんの物流ラジオ
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DSV、上期利益前年比2倍
デンマークの国際物流大手DSVの2022年1月から6月期(上期)金利・税引き前利益が前年同期の2・1倍で、約2,600億円でした。
運賃やサーチャージ、倉庫料金の上昇を背景に、フォワーディングを中心に全部門で収益を伸ばしました。
昨年8月に買収したアジリティーの一般物流部門の統合も業績を押し上げたほか、生産性の向上施策もうまくいったことが要因とされています。
部門別売上
部門別に見ると、フォワーディングの売上高は91%増、貨物のユニット当たりの粗利益率も大幅に向上しました。
貨物取扱量は海上貨物が18%増の約135万TEU、航空貨物が19%増の約81・4万トン。
取扱量が20%近く増加しています。
そして陸送の売上高は26%増で、国際貨物と企業間輸送の取り扱いが増加しています。
ロジスティクスの売上高は62%増、倉庫の稼働率が過去最高を記録しました。
DSVの今後の見通し
アジリティーの一般物流部門の統合により、中東、東南アジアでの事業を拡大しました。
この上期の業績の伸びを受け、DSVは2022年12月期の金利・税引き前利益を上方修正しました。
そして、年内は航空・海上貨物輸送の需要の軟調を予想しています。サプライチェーンの制約も徐々に緩和すると見ており、フォワーディングの粗利率低下も見込んでいます。
イエンス・アンダーセン・グループCEO(最高経営責任者)は、「この数カ月は輸送需要が軟化しているが、インフラの混雑が世界のサプライチェーンの制約になっている。引き続き顧客の支援に注力する」とコメントしています。
2022年のマーケット状況
2022年の1月から6月期は、船会社やフォワーダーの業績は大体良いと思います。
今回のDSVは前年同期比で金利・税引前利益が2.1倍と、去年のマーケットが高い状態であったにも関わらず、更に高い数字を出しました。
2022年の1-3月期までかなり高い運賃が続いていましたが、第二クオーターから運賃が軟化してきています。北米のピークシーズンである7-9月の第三クオーターは、今のところ運賃は下がってきています。
このまま下がり続けるのか?
北米の混雑状況
北米では去年の程の混雑状況の情報が出てきておらず、以外とスムーズにいっている感じがします。
僕としても実務的にも安定しているので、やりやすくなっています。
しかし、まだどう転ぶか分からないので、この安定期にちゃんと準備をしないといけません。
安定した状況でも業績は伸ばせます。
現状維持で満足をしていたら衰退するので、出来ることをしていきたいと思います。
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