タイで物流会社を経営する社長が、人材獲得で気をつけていることとは?

どうもこんにちは、飯野です。

今回は、タイの物流会社の人材獲得で気をつけていることについて話していきたいと思います。

2021年11月17日イーノさんの物流ラジオ

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面接で分かること

タイで国際物流の会社を創業して約5年経ち、現在スタッフは20人ほどいます。それなりに多くの方と面接し、採用してきました。

タイでは使用期間が3ヶ月くらいありますが、やはり面接だけでは分からないことがあります。

面接で分かることといえば、

・表面的な人柄
・履歴書に書かれているスキル
・家からの距離、学歴、転職歴など一般的な情報

くらいだと思います。

重視している点とは

弊社の場合は、スキルについては、基本的な国際物流の知識があればOKと考えています。

新卒、全くの素人は取らないようにしていますが、深い知識はそこまで必要としていません。そのため、教育体制を整えています。

むしろ大切なのは人柄だと思います。

自己保身の嘘つかない、怠惰すぎない、などですね。人間なので、やる気のある時、ない時がありますので、少々の怠惰は仕方ないとは思います。

上司との相性

また、社長、直属の上司と合うか、合わないか、も大切です。

私と合わなくても、仕事はある程度仕組み化しており、一部の部署を除けば、私と絡まなくても仕事ができる様にしているので、問題ありません。

創業期には問題でしたが、現在では私と合わないスタッフを採用するのはOKとしています。弊社のタイ人のパートナー、直属の上司と合えばよし、としています。

例えその人にどれだけスキルがあったとしても、上司と合わないと続けていくのは難しいと思います。

また、合わないと感じたら解雇してあげるのも大切だと考えています。使用期間でちゃんと判断することが重要です。

弊社の場合、使用期間が過ぎても、数ヶ月分の給料を保証してあげて解雇をしたことがあります。

合わない環境で働き続けることは、お互いが不幸になるだけです。本当ならもっと活躍できる場所があるかも知れないですし、合わないボスの下で働くのは不幸だと思います。

タイと日本の転職事情

タイ人は嫌だと感じたら割とすぐに辞めてしまうのですが、よし悪しはありますが、ある意味いいことだとは感じています。

日本も転職の文化がもっと浸透したら良いと個人的に考えています。私自身も起業を含めてだけど、転職というか、職場の変更は32歳までに4回くらいしています。

スキルよりも人間性、働く環境、人間関係での合う、合わない、こういった点を重要視しています。

何かの参考になれば幸いだと思い、お話いたしました。