海運市況を説明している理由!物流ラジオの使い方。

どうもこんにちは、飯野です。

昨日の動画・ラジオがYouTubeのおすすめにのったので、多くのチャンネル登録いただきました。ありがとうございます。

そこで改めて、このチャンネルが何を発信しているのか話していきたいと思います。

日々の物流のニュース、国際物流、サプライチェーン、フォワーダーに関することなど、物流に関する一般的なことを発信しているチャンネルです。

2021年10月15日イーノさんの物流ラジオ

イーノさんイーノさん

チャンネル登録よろしくお願いします!

メインテーマは海運市況

海運の市況をテーマに頻繁に話していますが、私が今、タイでフォワーダーとして、コンテナ船の海上運賃、スペースの状況は実務やっている現場の人間にとっては、凄く重要な情報です。

お客さんも彼らのお客さんに、またお客さんの上司に海運市況を説明しなくてはいけないので、物流関連のニュースを集めて、私の考察をお話しさせていただいています。

海上運賃、スペースの動向に触れているので、ONEつまり、邦船3社(日本郵船、川崎汽船、商船三井)にも関連することになります。

そこで、海運株をされている方の目にも止まるようになっているようです。

海運株はご自身の判断で

まずご理解頂きたいのは私は海運株のプロではないですし、海運株の投資家様に向けたコンテンツとして発信をしておりません

私のコンテンツを各投資家様たちがご自身のご判断で参考にして頂くには結構ですが、投資はあくまで自己責任でお願い致します。

昨日の放送で、円安で邦船3社が増益するかもしれないという話をしました。

邦船が自社船の保有率を高めることによって、中長期的に海上運賃が安定するかもしれないというのがメインの考察です。

とはいえ、一応 私も株はやっています。

メタネックスのいうカナダの会社の株を買っています。というのも、業界大手のマークスがメタノールで動く船を導入したというニュースがあったからです。

2023年以降、脱炭素に向けての燃料のひとつとして、メタノールが注目されていくだろうと考え、投資しています。

脱炭素で注目されている燃料

他には、アンモニア、水素の燃料も注目されています。

アンモニアは肥料で既に実績があるので、保管や輸送のノウハウがありますが、燃料に関してはエンジンがまだできておりません。

温室効果ガスを発生させるNOXをどのように抑えていくか、毒性への対策などの開発の必要があります。

水素に比べると、肥料での実績があるので、早く開発されるかもしれません。水素はインフラの時点でまだまだだという印象です。

水素といえば、トヨタが今、水素を燃料とした自動車に力を入れていますね。

これから世界でどれくらい水素ステーションがインフラとして整っていくか、というのがポイントとなっていくのではないでしょうか。

EUは、2035年にガソリン・ディーゼル車を禁止すると宣言し、それに合わせて、ホンダが2040年にガソリン・ディーゼル車をやめると発表しています。

EVの時代と物流業界

もしFCVの時代がこなかったら、確実に国際物流業界にも影響がでてきます。

ガソリンからEVに変わると、車のパーツが2/3か半分になると言われており、そうなると自動車の製造産業がかなり縮小してしまいます。

なので、将来に向けてフォワーダーとして、単にものを運んでいるだけではダメだと痛感しています。

これからは、AI、Saas、IOT、などが重要になってくるでしょう。

物流業界のDX

個人的に、デジタルプラットフォーム、トレードレンズのブロックチェーン(書類管理)に関連することで何かできないかと、動いています。

物流業界のDXがこれから伸びていく領域であると考えています。物流業界はコンサバでデジタル化があまり進んでいないので、伸び率は十分にあると思います。

このような感じで、単に海運会社の株価や指数だけを見るのではなく、もう少し広い視点で経済全体を見ていく必要があると思います。

今後も、物流に関連している情報発信していきますが、面白い、参考になる、と思われた方は、是非引き続きチャンネル登録、フォロー、シェアしていただけると嬉しいです。