インコタームズ 4グループについて!
動画でインコタームズ4グループを解説!
5分16秒の動画解説やで!
今回はインコタームズについて話をしていきたいと思います。
インコタームズとは?
インコタームズの動画の解析を見ているとアクセスが多く、インコタームズについてわかりにくいようなのでもう少し解説をしていきたいと思います。
まず、インコタームズは何なのかというと費用とリスクの負担の取り決めです。費用の負担とリスクの負担について誰と誰との間の取り決めかというと、輸出者と輸入者の2者で取り決められた話です。
そしてもう一つ重要なポイントが費用の負担とリスクの負担について誰がどこからどこまで負担するのかを取り決めているということです。
インコタームズは11種類ぐらいありますが、それぞれ1個ずつ覚えようとすると結構大変です。
1個1個覚えようとするのではなく、まず全体を理解するのが大切で、今日は理解の仕方についてお話しようと思います。
インコタームズ 4つのグループ
インコタームズの理解の仕方ですが、4つにグループ分けされるとまず覚えてください。
この4つのグループは、Eグループ、Fグループ、Cグループ、Dグループのこの4つがあります。
この4つのグループの中で、それぞれインコタームズが分かれていると理解するとわかりやすいです。
インコタームズ Eグループ
まずEグループ、グループと言っていますけれども、EはEx-Worksです。
Ex-Worksが何かというと、輸出者と輸入者がいて、費用の負担とリスクは輸入者がすべて持ちますという取り決めです。これはシンプルですよね。
インコタームズ Dグループ
それと、Ex-Worksと一緒に覚えたほうがいいのが、Dグループです。
DグループはEx-Worksとは逆で、シッパー(輸出者)が、費用とリスクを負担するものです。
Dグループの中で細かく言えば、DAPだとかDPUだとか関税を誰が支払うのとか積み下ろし責任はどちらにあるのとか細かく決めているものもありますが、まず大枠として輸出者が費用とリスクを負担すると覚えておいてください。
インコタームズ Fグループ
そしてFグループです。Fグループは輸出者が輸出先の港までの費用とリスクを負担する、輸入者はそれ以降の費用とリスクを負担します。
インコタームズ Cグループ
そしてFグループと一緒に覚えたほうがわかりやすいのがCグループです。Cグループは輸出者が輸入の港までの費用までを負担します。
このリスク負担はちょっとトリッキーですが、輸出者は輸出先の港までのリスクを負担するそれ以降は輸入者が負担するとCグループはこのように覚えておいてください。
このようにインコタームズはこの4つのグループにわけて覚えると理解しやすいです。
Eグループがあってその反対がDグループ
Fグループがあってその反対に近いものがCグループ
というように、全体像を理解するとあとの細かいインコタームズが覚えやすくなります。
インコタームズは こう理解する!
では今日のポイントをまとめたいと思います。
インコタームズは何かというと、費用とリスクを輸出者と輸入者の間でどこからどこまで負担するのかを取り決めたものと覚えておきましょう。
インコタームズの簡単な理解の仕方は 4グループを覚えること。
Eグループがあってその逆のポジションとしてDグループがある
Fグループがあってその逆に近いポジションとしてCグループがある。
まずこの全体像を理解して、輸出者と輸入者がどこからどこまで費用とリスクを負担するのかこの全体像を理解するのが非常に大切です。
まとめ
今回はこのような形でインコタームズを簡単に理解する方法についてお話しましたが、理解いただけましたでしょうか。
このようなフリートークのような形での物流ノウハウの話も積極的に更新していきたいと思います。それでは次回の動画でまたお会いしましょう。ありがとうございました。
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