どうもこんにちは、飯野です。
本日はJob.comの記事から、「フレックスポート、小規模輸入業者をターゲットにしたShopifyアプリを発表」についてお話していきたいと思います。
2023年2月13日イーノさんの物流ラジオ
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Flexport、アプリ発表
アメリカのデジタルフォワーダーFlexportはShopifyのマーケットプレイスで、米国の小規模なオンライン小売業者が瞬時に見積もり、予約、追跡、通関サービスを利用できるようにするためのアプリを発表しました。
Shopifyについて
Shopifyは、簡単にECサイトが構築できるプラットフォームであると同時に
・Amazon
・eBay
・Facebook
・Google
・Instagram
・Pinterest
・楽天市場
・TikTok
などのさまざまなチャネルと連携し、商品を販売することが可能なマルチチャネルプラットフォームです。
Shopifyで作られたECサイトは、アメリカの小売ECサイトの中で、Amazonに次ぐ売上のシェアを占めており、特にD2Cビジネスにおいて多くの注目を集めています。
開発アプリの内容
今回Flexportが開発したアプリは、2022年2月にShopifyがフFlexportの最新の資金調達ラウンドに参加して以来、2社間で生まれた最初の具体的なパートナーシップとなります。
Flexportのサービスである海上輸送と通関サービスは、Shopifyの既存のマーケットプレイスで利用可能なサービスを補完するものです。
Shopifyのマーケットプレイスには、このような国際輸送アプリのオプションがありませんでした。
これで顧客は、小包やトラック未満の荷物の見積もりツールを多数利用できます。
Flexportは小規模な荷主に焦点を当てながらも、Shopifyで中小企業向けに即時見積もりなど開発されている機能は、大企業の顧客にも適用可能であると述べています。
Flexportの方向転換
今回の発表は、Flexport社が全世界の従業員の約20%を解雇したと発表し、同時に2023年にエンジニアの増員を目指すと述べた数週間後に行われました。
この動きを発表したメモには、ソフトウェア製品開発へのより幅広い注力がほのめかされていました。
小売業者へのサービス展開
デジタルフォワーダーとして台頭してきたFlexportはフォワーディングだけではなく、総合物流としてフォワーディング以外にも注力をすると発表していました。
そして今回、資金調達先のShopifyとの連携となるアプリの開発発表となりました。
Flexportとしては出資してもらっているShopifyと組むことで、これまでに取れていなかった小売事業者を取りに行くことが出来るようになります。
同社は20%の人員削減をしましたが、ITエンジニアの採用は増やしていたため、こういった売り買いが発生するプラットフォーマーに、国際輸送のアプリとサービスを提供することで、これまで取れていなかった市場が取れるということです。
プラットフォーム内での展開
フォワーディングの市場はこれから落ちていく可能性があり、大手との競争はやはり厳しくなっていくでしょう。
プラットフォーム内の小規模の小売事業者を扱うことで、優位な立場で国際輸送のサービスを提供することが出来るようになります。
これがFlexportのメインの方向性かどうかは分かりませんが、これまでとは違った路線でサービスの展開をしています。
デジタルフォワーダーのちょっとした方向転換ですが、興味深い内容でした。
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