農水省まとめ、2022年農産品の輸出額1兆4,148億円!過去最高を記録

どうもこんにちは、飯野です。

本日は、2/9付の海事新聞の記事から、「農水省まとめ、2022年の農産品の輸出が過去最高」についてお話していきたいと思います。

2023年2月10日イーノさんの物流ラジオ

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2022年農産品輸出、過去最高記録

農林水産省が公表した2022年の農林水産物・食品の輸出額は前年比14%増の1兆4,148億円と過去最高を更新しました。

外食需要の回復やECなどの販売が堅調に推移し、円安による海外市場での競争環境の改善も追い風になったとのことです。

品目別動向

農産物、林産物、水産物の多くの品目で輸出額が伸び、総額も増えました。

品目別の動向を輸出額の増加が大きい順で見ると、ホタテ貝が前年比42%増と最も大きかったです。

米国の生産減少により、米国および中国向けが増加したことに加え、国内主産地の北海道での生産が好調でした。

また、シンガポール、英国向けが拡大し、ウイスキーは22%増

青果物は香港、台湾向けを中心に贈答用のリンゴやイチゴなどが伸び、24%増となりました。

国別の動向

国・地域別の動向は、香港向けの輸出額が上半期に新型コロナによる外食規制を受けて大きく減少しました。

欧米向けは下半期からインフレによる消費減退の影響を受けています。

とはいえ、過去最高の輸出額となりました。

今後の目標

政府は農林水産物・食品の輸出額を2030年までに5兆円にする目標を掲げています。

農水省は昨年4月、輸出先国・地域で輸出事業者を専門的かつ継続的に支援する「農産品輸出支援プラットフォーム」を米国で立ち上げました。

そのほかにも加工施設の整備支援など、輸出拡大を図るため、さまざまな取り組みを実施しています。

日本食の世界需要

日本の農産物はやっぱり豊富で美味しいと思います。

タイに住んでいた時も日本の果物をタイの高島屋で見ましたが、かなりの値段でした。

この日本食の分野は今後世界で伸びていくと思います。

円安のため海外からしたら割安で、日本の生産者の方々も、日本で売るより海外の方が高く売れるのであれば、そっちに比重を多くしていくでしょう。

コールドチェーンの分野

こういった食品、生鮮品の販売が伸びていくと、各国でのコールドチェーンが注目されていきます。

インフラや取り扱いの分野です。

雑な取り扱いをされてしまうと品質に影響が出るため、日系の冷蔵・冷凍倉庫などが選ばれていくのではないでしょうか。

先日のYouTube Liveでもお話ししましたが、伸びる業界というのはやはりあります。

そういうところを狙っていかないといけないと思う次第です。