ジャパントラスト、LA向け在来船チャーターを再度実施!沖待ち回避。3月名古屋積み。

どうもこんにちは、飯野です。

今日は海事新聞のニュースから、「ジャパントラスト、在来船で北米西岸向け輸送、3月に名古屋積み」についてお話していきたいと思います。

2022年2月4日イーノさんの物流ラジオ

イーノさんイーノさん

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ジャパントラスト社について

名古屋に本社を置くジャパントラスト社は、NVOCCで北米向け世界6位の規模の、主にオーバーゲージ貨物の輸送が得意な独立系のフォワーダーさんです。

革新的な菅社長

菅社長はイケイケの社長さんで、僕もオンラインで3回くらいお話ししたことがあります。HPの構成や自社のLINEスタンプを作成したりなど、色々と似ているところがあると思っています。

クラウドファンディングを行ったり、新しいことに挑戦している社長さんです。

LA港向けに在来船チャーター

ジャパントラスト社は3月末に名古屋港からロサンゼルス(LA)港向けに在来船による輸送を予定しています。

LA港の沖待ち

LA港の沖まちは深刻で、少し前は100隻の沖待ちがあると報道されていました。先日のデトロイトの方と対談した際、1−2ヶ月遅れは当たり前とおっしゃっていました。

ジャパントラストのサービス

LA港までのトランジットタイムは約20日間です。

重量物、特殊コンテナを使う工作機械のほか、通常はドライコンテナを使う貨物も引き受けるそうです。危険品は扱わないとのことです。

海上輸送のほかにも、ドアデリバリー、梱包、保管などにも対応し、SOC(荷主のコンテナ)の船積みは要相談ということです。

在来船チャーターの実績

これまで

2014年3月と2021年3月:名古屋積み
2021年9月:下関積み

以上の3回、在来船のスペースチャーターで北米向け輸送を実施しました。

菅社長曰く、コンテナ輸送混乱の中、「当社がスペースを生み出すことで、限られたキャパシティーを取り合って、誰かが泣く状況を避けられる」とのことです。

在来船は沖待ちリスクが少なく、過去3回ともスムーズに輸送できたようです。オーナー企業の強みを生かし、リスクを背負った輸送手段も手配しています。

ハイリスクでもサービス提供

最近、企業紹介が多めですが、企業案件ではなく、僕が勝手ご縁のある会社さんを紹介しているだけです。

LA向け在来船のチャーターは、確か2−3千万円すると思います。

貨物が集まらなかったら大赤字になりますが、それだけのリスクをとってでも、必要とされているサービスを提供してらっしゃいます。とても勢いのある会社さんだと思います。

今回のLA向けの受付は、2月15日までのパッキングリスト提出、3月18日までの搬入が船積み条件になります。

もしLA向けでスペース取れずにお悩みの場合、ジャパントラストさんにお問い合わせをしてはいかがでしょう。