どうもこんにちは、飯野です。
本日は、6月13日付の海事新聞の記事から、「MOLとMOLロジスティクス、ケニア物流企業と提携へ。東アフリカでFWと陸送を強化」についてお話していきたいと思います。
2023年6月13日イーノさんの物流ラジオ
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商船三井、ケニア物流大手と提携
商船三井は6月12日、グループの商船三井ロジスティクス(MLG)と共同で、ケニア物流大手GCSベロジックと戦略的提携を目的とした覚書を5月26日に締結したと発表しました。
GCSベロジックは、通関業、トラック輸送、サプライチェーン、物流DXサービスを提供し、トラック約170台、専門チーム約490人を有する企業です。
ナイロビに本社を置き、モンバサ、ナウルに事務所、倉庫を構えています。
アフリカでのフォワーディング展開
商船三井グループはケニアに現地法人 MOL SHIPPING (Kenya)と、商船三井ロジスティクスのナイロビ支店を有し、アフリカ発着の海上・航空フォワーディング事業、内陸輸送事業を手掛けています。
内陸輸送はこれまでも既にGCSベロジックへの業務委託などを通じ、同社と連携したサービスを提供してきました。
商船三井は今回の覚書締結により、自社グループの世界的ネットワークと海運、インフラ、物流業界の専門知識と、GCSベロジックの東アフリカ地域のネットワークと物流事業ノウハウを融合させ、同地域での物流課題の解決、新規産業の創出、経済の発展に貢献することを目指すとしています。
商船三井グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」のポートフォリオ戦略・地域戦略において、アフリカを含む新興国地域での物流事業など非海運事業の新規開拓・拡大を掲げています。
フォワーダーのアフリカ進出
最近のニュースでは欧米系や日系のフォワーダーのアフリカ展開が進んでいるように感じます。
アフリカはこれからのマーケットであり、インフラやITなどがこれまで整備されていなかったため、リープフロッグで一気に最新のテクノロジーが導入されています。
個人的にアフリカの物流事情は全く分からないのですが、これからアフリカ関係の物流のニュースは頻繁に出てくると思います。
投資先の選定
今回の商船三井のように、どこに投資をするかというのはとても大切です。
アフリカ進出はこれからも増えていくでしょうし、一周まわって製造業は日本に回帰する可能性も十分あるます。
世の中の流れがどんどん変わっていくので、ちゃんと追い、勝ちやすいところで戦うということが大事なのではないでしょうか。
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