どうもこんにちは、飯野です。
今日は海事新聞のニュースから、「中国の寧波港で物流機能が低下」についてお話していきたいと思います。
2022年1月6日イーノさんの物流ラジオ
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寧波でコロナクラスタ―
寧波で新型コロナウイルス感染者が相次いで確認されています。
船社関係者によると、本船荷役など港のオペレーションは通常稼働しているとのことですが、トラックやドレーなどの車両制限が継続しているようです。
中国のゼロコロナ政策
先週末に、寧波市の縫製工場でコロナのクラスターが発生し、検疫が強化されています。そのため、トラックドライバーは通行許可所の申請が必要となり、通行許可書があっても隔離要請があるケースもあるようです。
中国のゼロコロナ政策は現在とても厳しく、例えば、西安で感染者1,300人程の発生で、ロックダウンされています。
中国政府のコロナを絶対に広げないという厳しい国策が取られています。
今後の物流への影響
2021年8月に寧波のメイシャンターミナルが閉鎖されましたが、そのときの影響は限定的ではありましたが、抜港など行われました。
今回も一部船社は同港の抜港を決めたり、物流関係者は代替港の利用の検討をしたりしています。
トラックドライバー不足になると、コンテナの搬出、搬入ができない、作業に時間がかかる、ということが起きてきます。よってコンテナの回転が悪くなり、コンテナ不足に繋がります。
今はアジア航路の運賃が上がっており、来月には旧正月を控えています。世界第二番目の港の一部が閉鎖されれば、アジア域内での運賃上昇に影響があるかもしれません。
寧波のコロナ状況は注目しておかないといけないと思いますので、引き続き情報を発信していきます。
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