どうもこんにちは、飯野です。
今日はフォワーダーの得意と不得意というテーマでお話をしていきたいと思います。
最近はおかげ様で日本や海外からいろんなお問い合わせをいただいております。ありがとうございます。
タイに来て8年、物流をずっとやっており、タイに関する国際物流に関しては自負があります。とはいえ、フォワーダーには得意・不得意があります。
2021年10月21日イーノさんの物流ラジオ
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物流の仕事
物流にはいろんな貨物の種類、輸送手段があります。
ざっくりお話しすると輸送だと、海上、航空、陸送、鉄道輸送があり、その中で海上輸送を細かく分けると、ドライコンテナ、リーファーコンテナ、オープントップコンテナ、フラットラックなどがあります。
また、貨物内容でいうと、普通品、重量物、危険品、食料品や化粧品があります。
中でも重量物は取り扱いが難しく、危険品はクラスが1から9まで分かれており、さらに食品や化粧品などは他法令が絡んできます。
石炭やスクラップなどカサの大きい貨物にはバラ積み船を手配し、車の輸送にはRORO船を手配しなければいけません。
また、送り先の各国の代理店との協力も必要不可欠です。
幅広い業務への対応
そこに、通関、倉庫、梱包などが加わり、かなり幅広い業務で、それに対する幅広い知識が必要となります。
国によって違うローカルルールへの対応もあります。なので、知識と経験は非常に重要だと思います。
取扱量の違い
また、得意・不得意の中には取扱量も関連してきます。
特定の地域に大量に定期的に貨物を出している場合は、ボリュームディスカウントをしてもらえますが、あまり出したことない地域だと定価となってしまいます。
弊社の場合、アジア、インド、メキシコなどは定期的に対応していますが、アフリカのガーナやエチオピアなどはたまにスポットでいただくので、値段はそれほど安くご提供はできません。
特化している中小企業
中小の場合、幅広く扱っている会社ももちろんあり、大体のことは対応可能だと思います。
それでも、中には特化している会社もあります。
弊社の日本の代理店であるジャパントラストさんは北米向けのオーバーゲージに特化しています。フォワーダーの北米向けランキングでは世界で6位にランキングしているほどです。
フォワーダーは自社の得意を活かし、不得意はパートナーと補っていくことがいいのではないかと個人的には考えています。
タイの物流がありましたら、是非イーノさんへお問い合わせください。
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