どうもこんにちは、飯野です。
今日は、「物流のDX化に必要なこと」についてお話していきたいと思います。
2022年1月18日イーノさんの物流ラジオ
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物流業界のDX化
業界で物流のDX化が遅れており、必要だという話をよく聞きます。
フォワーダーのデジタル化については、デジタルフォワーダーという言葉が少し前に出てきました。
フォワーダーがデジタル化することによって、Bookingや見積もりを効率的にしていこうという流れが来ています。
デジタルフォワーダーについて話をしますと、フォワーダー自体のデジタル化に加え、そこに係る通関、トラック、荷主さんの情報を一元管理できるものを作ることによって、それぞれの物流がスムーズに行われるようになります。
例えば、データを共有することによって、お客さんの在庫を確認して需要予測から海上運賃を算出。
通関では通関士がHS CODEを割り振るのではなく、商品の写真や用途をお客さんから出していただいて、AIがHS CODEを出すといった簡素化ができると思います。
困難なDX化
これがなかなか実現しないのは、物流では、荷主さん、トラック、フォワーダー、船会社など、各会社が分かれていることに問題があります。
それぞれの会社で使っているシステムが違っているので、それを繋げるのはかなり難しいことです。
大きいプラットフォームでつなげる前に、まず各社がシステムでデータを管理する必要があります。
伝票を手書きで行ったりアナログで書類を管理したりするのではなく、そこから先ずはデジタル化、データ化をしていかなければなりません。
そこで、各企業のデータを大きいプラットフォームを作っていけば、繋げられるようになります。
物流業界へのIT人材
問題は、各企業さんの貿易のセクションの方は、あまりITに明るくない、ということです。一方で、エンジニアの方々は貿易のことに不慣れです。
よって貿易とITをつなげる懸け橋となる人材が必要だと考えています。これから立ち上げる人材会社では、物流会社へIT人材を紹介したいと考えています。
物流業界の方へ、ぜひDX化をしていきましょう、とお伝えしたく、お話いたしました。
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