どうもこんにちは、飯野です。
本日は、Job.comの記事から、「北米 LA、LB港の港湾労働者、自動化ターミナルを狙ったアクションが続く」についてお話していきたいと思います。
2023年4月18日イーノさんの物流ラジオ
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ILWU、自動化ターミナル狙う
アメリカのロサンゼルスとロングビーチ港で、ILWU(労働組合側)の第13地区の港湾労働者が挑発的な行動を続けており、最近では自動化ターミナルを標的にしていると報じられています。
ターミナル一時停止
港湾労働者たちは LA・LB港の3つの自動化ターミナルで、カーゴハンドリング設備に赤いタグをつけ、安全でないと指定し、設備検査を強制しました。
これにより8時間の勤務シフトから丸一日にわたる時間、ターミナルは操業を停止せざるを得なかったとのことです。
ILWUの第13地区のアクション
ILWUの第13地区は、西海岸最大の地域組織で、昨年末から今週初めにかけて、南カリフォルニアの港で物流を混乱させるさまざまな手段を取り入れています。
今週は自動化されたターミナルを中心に標的とされました。
そして、一部の一般のターミナルは今週初めに標的にされましたが、全てのターミナルではないとのことです。
PMAの対応
PMAは、これらの違法な行動により、全米市場への貨物輸送に重要な、最大ターミナルの機能が混乱していると声明で述べています。
西海岸の労働交渉が進展せず、その結果、貨物が流用されていることに不満を抱いた米国の238の荷主と輸送関係者の連合は、先月、ホワイトハウスに交渉に介入するよう要請しました。
ILWU、ターミナル停止続く
最近、労働組合側(ILWU)がちょこちょこと嫌がらせの行動を取り始めているように思います。
先々週もいきなりターミナルを24時間ストップさせ、今回は設備点検を強制して、ターミナルをまた24時間ストップさせました。
労使交渉、終盤か
2022年5月に労使交渉が始まってからもうすぐ1年になります。
前回の労使交渉も1年近くの時間がかかり、最終的には政府の介入で決着がつきました。
記事の最後に関係者たちがホワイトハウスの介入要請をしたということもあり、そろそろ労使交渉終了に向けての動きが出てくるのかもしれません。
このまますんなり終わればよいですが、果たしてどうなるのか?
引き続き情報をアップデートしていきたいと思います。
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