どうもこんにちは、飯野です。
今日は海事新聞からのニュースで「LA、LB両港が滞留コンテナの超過料金の請求延長」についてお話ししていきたいと思います。
2021年12月9日イーノさんの物流ラジオ
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罰金徴収開始、4回目の延期
10月末から、北米LA、LB港で滞留コンテナに対して、早期搬出のため新しい制度を導入し、罰金請求を予定しています。
11月1日から開始予定でしたが、延長が続き、今回は12月13日まで開始を延長し、これで4回目の延長です。
実際にこの制度のおかげで、長期滞留コンテナは37%も減少しています。
罰金徴収
罰金は、港到着後、トラック引き取りの場合9日目から、鉄道引き取りの場合は6日目から、徴収が開始し、一日当たりコンテナ1本に100ドルで、2日目で200ドル、3日目で300ドルと上がっていきます。
この罰金のため、ターミナル内の混雑が緩和傾向にあると報道されています。
新制度導入効果
ピーク時は約70隻の沖待ちがありましたが、12月6日時点では35隻、半分までに減っています。
罰金開始の延期が続いていくと、輸入者の気が緩んでいく可能性がありますが、コンテナ搬出の量が鈍化していくと、請求が開始され、輸入者は急いで搬出していくようになると思います。
実際に徴収が開始すれば、輸入者側から、シャーシ不足の問題などを提示し、ひと悶着ありそうです。
引き続き、情報を更新していきたいと思います。
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